仕事のやりがい
Vol.032
2017.07
看護師
勤続年数: 3ヵ月
限られた資材の中でチームアプローチにより充実した看護を提供する
これまで、急性期、小児、慢性期の看護など様々な臨床現場に携わってきて自分なりの経験と知識を持って看護にあたってきました。訪問看護の現場は、今までの病院における経験とは異なり、単独でご利用者のご自宅で支援を行い、ご家族やご利用者の信頼を勝ち得なければならない仕事です。医師の指示や他の看護師の支援を受けることも出来ずに日々様々な家族・家庭環境において限られた医療資材で最大限の効果を挙げていくことは並大抵なことではありません。ステーションに戻ってきた時には疲労で一杯になりますが、他の訪問看護師の励ましや情報共有、チームアプローチにより、充実した看護が出来ています。
訪問看護は「生活」という視点から看護を行なう点にやりがいを見出すことが出来、退院後のご利用者の『その人らしい暮らし』とは何かが体得できました。11月に湘南慶育病院が開院し、病院の看護師として働くことになりますが、短期間ながら、多職種との連携を通じてご利用者の生活を支える看護が出来ました。地域包括ケアシステムを構築し、医療だけでなく介護、福祉、地域で真摯に取り組むスタッフの日々の行動を念頭に今後も病院と地域在宅との連携を第一に健育会で働いていきたいです。