介護の仕事に就いて5年目となります。私の前職は工場での勤務でした。単純作業ではなく、人に直接的に関わる仕事をしたくて介護職に携わりました。居室担当をさせて頂いたご入居者と様々なコミュニケーションをしていく中、最初は緊張され硬かった言葉使いも徐々に親し気に。柔らかな表情で冗談を言ったりなど会話を楽しまれる様になっていく様子を見て取れました。『阪神昨日は勝ったんやで、あんたが一緒に観てくれたからや』阪神タイガースの勝敗を話題に笑顔で話されている姿は第二の家族という形容がぴったりなとても良い雰囲気です。

現在はご本人のご都合で2Fへ居室移動になりましたが、移動前に私の発案で色紙に職員の寄せ書きのサプライズプレゼントを提案しました。職員皆、快く協力して頂き、居室移動当日にお贈りすると、とても嬉しそうにされ涙ぐまれていました。移動した居室の入口に、阪神タイガースのマークを張り付けるとこれにも笑顔で喜ばれていました。

今でも時折居室へ伺うと、とても良い笑顔で迎えて頂けます。その際、職員からのお礼の言葉を書いたサンキューカードをお渡しすると笑顔で受け取っていただけました。

このように、愛情を持って親身に対応することで大切なご入居者の方々の笑顔を見れる事が私のやりがいとなっています。また、介護福祉士国家試験に合格し資格をとれたことも、上司やチーム、ホームの皆さんが多面的なサポートしてくださり、とても良い経験になり自信がつき感謝の気持ちでいっぱいです。これからも精進し続けたいと思います。